久留米市は、豊かな自然や文化、高度な医療・福祉、自慢の食・グルメなどのすばらしい地域資源に恵まれたまちです。これらの地域資源を存分に活かし「日本一住みやすいまち」の実現を目指しています。
「ふるさと・くるめ応援寄附」は、「久留米市を応援したい」という皆様の思いを、まちづくりに活かさせていただく制度で、これまでも全国の皆さまから多数のご寄附をいただいております。
ぜひ、この制度の趣旨をご理解いただき、久留米市のまちづくりをご支援くださいますようお願いいたします。
久留米市長 原口 新五
市域を抱くように流れる筑後川は、「筑紫次郎」の名で暴れ川として知られますが、同時に水運を利用した物流の拠点となり、江戸時代には久留米有馬藩21万石の城下町として栄えました。市内に点在する寺社の門前町、また薩摩(坊津)街道や豊後街道の宿場町として市内各所は繁栄し、面影を今に残します。
明治以降は筑後地方の商業の中心として、またブリヂストンやムーンスター、アサヒシューズのゴム3社をはじめとする企業城下町として発展しました。
交通の面では、九州新幹線をはじめJR鹿児島本線、西鉄天神大牟田線、九州自動車道が福岡や熊本、鹿児島とを結びます。また、久大本線、大分自動車道が由布院、大分とを、そして長崎本線と長崎自動車道が長崎とを結び、九州の交通のクロスポイントに位置します。
濃厚な白濁スープは一度食べたら忘れられない味です。
居酒屋で焼きとりを楽しんだあと、屋台から漂うとんこつのにおいにつられて締めのラーメンを一杯。
久留米っ子の王道コースです。
久留米の焼きとりの自慢は、そのバラエティの豊かさ。鶏、豚、牛、さらに馬。他にもお店によって思わぬ素材に出会えます。B級グルメの聖地久留米の食文化を代表するものです。
久留米市は九州一の大河・筑後川や耳納連山に育まれた筑後平野の大地のもと、多種多様な農林水産物を生産する福岡県最大の農業生産都市です。
「博多和牛」とは博多和牛生産者として登録された農家が、概ね20ヶ月間丁寧に育てた和牛で、県内産の稲わらを主食とした良質な飼料で育てられた「やわらかくてジューシーな美味しさ」が評判のお肉です。
久留米の美味しい農産物や加工品などを詰合せ。一つひとつ生産者が心を込めて作ったものの中から、その時期に一番おいしいものを新鮮な状態でお届けしています。
粒が大きく、果肉たっぷり、果汁が甘い“ぶどうの王様”久留米市田主丸町は、巨峰栽培発祥の地。
230件ものぶどう農家があり、うち約70件はぶどう狩りができる観光ぶどう園。特にお盆の帰省シーズンは、この味が忘れられない!と各農園に常連のお客さんが数多く訪れます。
明治43年、久留米市藤山町に植栽されて以降、100年以上の歴史を刻む「藤山なし」甘くてみずみずしいのが自慢です。
生産されている梨の種類は、幸水・豊水・新高などで出荷時期が異なるそれぞれの味を楽しんでいただけます。
濃い甘みの中にほのかな酸味が愉しめる福岡限定のいちご「博多あまおう」
「あかい・まるい・おおきい・うまい」と四拍子そろった自慢のいちごで、久留米市は、県内有数の産地になります。
色鮮やかなルビー色の果肉、従来のイチジクには見られない肉厚な白い果肉、高い糖度、なめらかな食感が特長です。
1個食べたら、2個、3個…と食べたくなる、クセになる味わい”で今注目のブランド果実になります。
豊かな水源と、いい米が揃うことで、筑後地方は古くから酒造りが盛んでした。現在でも日本有数の酒藏数を誇り、神戸の灘、京都の伏見と並び、日本三大酒どころと称されています。
日本酒をはじめ、焼酎、リキュール、ワインなど、様々なお酒が揃います。
酒米から地元産にこだわり抜いて造られたお酒。
地元の繁栄を願って「榮」と名づけられたお酒は、「辛口でキレのある飲みごたえ」と評判です。
「日本三大酒処」久留米の地酒を十分に堪能していただける全藏セットです。お好みの蔵元を見つけてください。
久留米市で生産された巨峰等の果実をふんだんに使用した日本食によくあう果実酒もたくさん揃っています。
毎年2月には、九州最大規模の酒イベント「城島酒蔵びらき」が久留米市城島町で開催されます。毎年行列のできる城島の酒飲みくらべ、角打ちコーナーの他、酒蔵の一般開放もあり、蔵元ならではの雰囲気も味わえる人気のイベントです。
国の重要無形文化財である久留米絣。その始祖、井上伝が13歳の時、藍の着物に染まっていない白いところを発見し、図案を考えたのが絣発案のきっかけだったといいます。後に東芝の創業者となるからくり儀右衛門こと、田中久重との運命的な出会いによって織機が考案され、絣模様を織ることに成功。久留米商人の活躍もあって、日本三大絣のひとつといわれる産地となっていきました。
ゴムのまち久留米といわれるまでの道のりもまた、久留米に脈々と息づく「ものづくりの心」を伝える物語です。
素朴な風合いのかすれ模様を生み出す昔ながらの染めと織りの技法。糸の柄になる部分を紐で縛る「くくり」の後に藍染めし、30にも及ぶ工程を経て、布となります。洗うほどに風合いのでる絣は暮らしの中で愛され、モダンな装いにもあう新しいデザインや商品も生まれ、海外でも高く評価されています。
薄い竹ひごを編んで作った竹細工に、幾重に漆を塗り重ねて磨いた籃胎漆器。「竹かごを胎む」を意味し、明治初期に旧久留米藩の塗師と籠細工師の技術により生み出されました。丈夫で軽く、何代も使え、普段使いの道具やインテリアとしても人気です。
久留米のゴム産業発展の歴史は、近代久留米の発展の歴史でもあります。つちやたび(現㈱ムーンスター)、志まや(現アサヒシューズ㈱)による地下足袋の販売、ブリッヂストンタイヤ㈱(現㈱ブリヂストン)によるタイヤ製造。これらの久留米ゴム3社によって、久留米はゴム産業のまちとして知られるようになりました。
古くから「医者のまち」と呼ばれ、市内には34の病院と300を超える診療所など多くの医療機関があり、人口10万人あたりの医師は全国トップクラスです。
全国的には小児科・産科医の不足が問題となっていますが、久留米市では、地域の小児科・産婦人科。産科医数も全国的に高い水準にあります。また、高度な医療や検査機能を有する病院や診療所もたくさんあり、市内のみならず、広域的な医療拠点となっています。
いにしえの祭りから、花を愛でるイベントに食のイベント。久留米には多彩な魅力にあふれる祭りとイベントがたくさんあります。ぜひ、久留米に足を運んでみてください。
1600年あまりの伝統を持ち、日本三大火祭りのひとつに数えられ、国の重要無形 民族文化財である「鬼夜」。
毎年正月7日に行われる勇壮で迫力ある神事に、大勢の見物客で賑わいます。
集まった人々はご利益があるとされる大松明の火の粉をあびながら、無病息災を祈ります。
街中が活気に溢れる、久留米市の夏最大のイベント。歩行者天国となる通りでは、昼間のマーチングやストリートパフォーマンスをはじめ、夜は1万人の「そろばん踊り」が通りを埋めつくし、圧巻です。
毎年8月5日に開催され、大輪の花火と見事な仕掛け花火が筑後川に映り込む幻想的な風景に、河川敷を埋める大勢の見物客が酔いしれます。